”デザイナーフーズピラミッド” がん予防に高い効果のある食べ物ランキング 一位は・・・  

 
アメリカ国立がん研究所が、さまざまな食品の成分、作用などについて、
科学的かつ詳細な調査を重ね、分析し、がん予防に高い効果があるとされる
植物性食品を並べた図表を作成しました。

デザイナー

この図は「デザイナーフーズ・ピラミッド」と呼ばれ、がん予防に効果のあると
いわれる野菜、果物、穀類、香辛料等が重要性の高い順に上から並べられ、
一目でわかる様になっています。

表に載っている食品も私たちが普段から食している物が多いようです。
 

デザイナーフーズ・ピラミッド最上位に位置する食品

 
上図の最上位に選ばれた中で普通に家庭にありそうなものについてがんに対して
どの様な働きをするのかを簡単に説明します。
 

にんにく

 
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デザイナーフーズピラミッドの最上位に位置するのがにんにくです。
 
もともとにんにくは滋養強壮、疲労回復とその薬効は古くから知られています。
がんにも有効な成分も含まれていて、世界各国で研究され証明されています。

 
例えばアメリカの調査では、にんにくを週一回以上食べている人は
全く食べない人に比べて、大腸がんにかかるリスクが約半分に抑えられて
いることが分かっています。

 
がんに有効な栄養素として注目されるのが、アリシンというにんにくの臭いの
もととなる栄養素で、強い殺菌作用を持っています。

にんにくにはアリシンを代表として多くのイオン化合物が含まれており、
それらに強い抗酸化作用があります。その抗酸化作用で細胞組織の酸化を防ぎ
がんを抑制します。

 
さらに疲労回復・スタミナ増強に効果があり免疫力アップの作用もある。
といいとこだらけのようですが、その分刺激も強い為食べ過ぎは控え、
一日1~2片ぐらいにした方が良いでしょう。
 

がんに効く成分

■アリシン
■セレン
■テルペン
■食物繊維

 
細胞が壊れることでアリシンができるので、生のまますりつぶすか刻むかしましょう。
また、加熱することでアホエン等の免疫力アップ作用のある物質に分解されます。
 
にんにくを食べる時は生のまま切るかつぶすかして、軽く加熱するのが良いようです。
 

キャベツ

 
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様々な抗がん作用を持つファイトケミカルを数多く含んでいることで
注目されているアブラナ科の野菜です。
 
キャベツで特に注目したいのは、イソチオシアネートというイオウ化合物です。
 
このイソチオシアネートは発がん性物質を抑える酵素をつくり出したり、
がん細胞の増殖を防ぐ効果を持っています。
 

がんに効く成分

■イソチアシアネート
■カロテン
■ビタミンC
■ビタミンU
■食物繊維

 
キャベツのビタミンは熱に弱いので、生で食べる方が良いでしょう。
加熱する場合はキャベツから出た水分も食べるようにしましょう。

 

大豆

 
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「畑の肉」と呼ばれるほど栄養価が高い食品です。
 
その豊富な栄養素のなかでも大豆イソフラボンという栄養素は、
乳がんや前立腺がん等ホルモン異常が関係するといわれるがんの予防に有効です。

 
強い抗酸化作用を持つ大豆サポニンも含まれています。
新陳代謝を促し免疫を上げ、細胞の突然変異(がん化)を防ぐ効果があります。
 
また、大豆を発酵させて作る納豆には強い抗酸化作用や殺菌作用もあります。
 

がんに効く成分

■大豆イソフラボン
■サポニン
■ビタミンE
■食物繊維
■ビタミンB

 
動物性タンパク質(肉、魚など)との組み合わせて食べる事で、
さらに良質なたんぱく質になります。

 

しょうが

 
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しょうがは非常に薬効の高い食品です。
 
辛みの成分であるジンゲロールとショウガオールは強い抗酸化作用を持ち、
DNAの損傷を妨げる事で細胞のがん化を防ぎます。
 
また抗炎症作用もあり、発がん物質の合成を防ぎがんを抑制します。
 

がんに効く成分

■ジンゲロール
■ショウガオール

 
有効成分は皮のすぐ下に多く含まれていますので、できるだけ皮付きで
使うのが良いでしょう。
 
また、空気に触れると薬効が減少するので食べる直前にすりおろしましょう。
 
 

にんじん

 
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デザイナーフーズピラミッドの最上位にある緑黄色野菜でβ(ベータ)-カロテンが
豊富に含まれています。
 
β-カロテンは体内で必要な分だけビタミンAに変化し活性酸素を抑制したり、
粘膜を強化するなど身体の抵抗力を高めます。

 
他にもビタミンCやビタミンE、余分な塩分を排出するカリウムと、
がん予防に有効とされる栄養素も豊富に含まれています。
 

がんに効く成分

■β(ベータ)-カロテン
■ビタミンC
■ビタミンE
■カリウム
■食物繊維

 
β(ベータ)-カロテンは脂溶性であるため、油と一緒に食べるのが効果的です。
皮の近くに多く含まれているので、できるだけ皮をむかない方が良いでしょう。
 
またにんじんの葉にはビタミンCが豊富に含まれているため捨てずに食べましょう。
 

セロリ

 
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にんじんと同じせり科の野菜です。
β(ベータ)-カロテンやビタミンC、多くのミネラルを含んでいます。
 

がんに効く成分

■β(ベータ)-カロテン
■ピラジン
■アピイン
■ビタミンC
■カリウム

 
にんじん同様葉の部分も食べるようにしましょう。

 

 この「デザイナーフーズ・ピラミッド」を参考にして、塩分や脂質を減らし、
他の食品とも併せて食べ、バランスの良い食生活を送ることが、がんだけでなく
様々な病気の予防に繋がるでしょう。

関連項目食物・栄養・身体活動とがん予防(世界がん研究機関)

 

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