患者の負担が少ないがん治療

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 がんの治療の難しさはがん細胞を見分け、転移・再発しないようにその細胞をとりさるということ少なくとれば再発してしまい、大きくとり過ぎると体へのダメージも多大なものとなってしまうのです。

”がん”という病気は細胞レベルで始まります。目にみえず、判別するのは難しく通常1㎝位の大きさになって分かる程度のものだそうなのです。

がんのもう一つの問題は発生した場所だけではなくて、転移してしまうことです。

手術の際にはがんの転移を恐れ、患部を広く切除します。疾患部の硬さなど状態から判断して、広さを決めるのですが、広く切ればその分患者の負担が大きくなってしまうのです。現在では、執刀医の経験にまかせるしかありません。

 

ーもし手術中にがん細胞がはっきりと目に見えることが出来たならー

そんな研究が、東京大学で行われていました。現在、東京大学 大学院医学研究科 でこの研究が行われています。

東京大学 大学院医学系研究科 生体物理医学専攻 教授  浦野 泰照 博士は、2009年にがん細胞にだけ多く存在している酵素を利用し、その酵素に反応すると蛍光色の物質を出す薬品を開発し、この薬品によってがん細胞だけを光らせ、可視化することに成功しました。

この薬品を使うことで、色も形も変化がなく見た目にはまったく分からない患部でも、がんをミリ単位で発見でき、正確にがん細胞の部分が識別でき、がん患部周辺を最低限度で取り除くことが可能になるのです。

この研究には外科医も大いに期待しています

けれども、がんには様々な種類があり、この薬品では光らないものもあるのが課題となっています。

しかし、がん治療研究は日進月歩で進んでいます。                                  独特な発想と力強い情熱を持った研究者たちによって、がん治療は日々進化を遂げています。

 研究者と医師、そして患者本人、家族や支えてくれる方たちと力をあわせ、あきらめずに進んでいきましょう。

参考 TBS 健康カプセル 元気の時間

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