絶食中でも点滴のおかげで意外と腹が減らないが心が飢える

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onakasuita

飲まず食わずで三週間

大腸にできた腫瘍のせいで腸管が狭くなり、便が詰まりその周辺が腫れあがってしまっている。

腸閉塞という状態らしい。

現在詰まっている便を自然に出しつつ これ以上便が作られない様に、絶飲食することになった。

 
とはいっても何も栄養を取らなければ衰弱してしまうので、絶食中は点滴で栄養を取ることに。

通常の腕から入れる点滴ではあまり栄養がとれないらしく、高カロリーの栄養を取り入れる為に肩の太い静脈にいれる点滴(中心静脈栄養という)を行う。

これから約三週間、24時間寝ている時も起きてる時もこの点滴を打ちっぱなしになる。

命をつなぐ袋と相棒

使用する点滴は二、三種類あり、なんだか邪魔くさい。

点滴の袋を下げてある点滴スタンドはキャスターが付いていて、検査に行く時も、ちょっと散歩に行くときも、もちろんトイレに行く時も一緒、片時も離れられない。

 
(慣れるまでは、つながっているのを忘れて移動しようとして、スタンドにひっぱられておっとっと となる事がしばしばありました。)

 
また、着替えがめんどくさく、点滴をつないだまま着替えるので、いちいち袋も一緒に服に通してやらないといけない(看護師さんに来てもらえば、チューブの途中から袋を外してくれるがいちいち来てもらうのも気が引ける。)

※しかし、後にこのスタンドが無くてはならない程の助けになる。

 
この点滴をしていれば、最低限の栄養が採れているからか、
それほど空腹感やのどの渇きは少なかった。

『ほっぺたが落ちる』とはこういう感じ

それでも味に飢えていたらしく、五日後くらいに一日2,3個くらいなら飴、ガムなどは食べてもいいと言われ、早速売店で雨を買ってきた。

急いで包みを開け、グレープ味のガムを一口噛んだときには、あまりの美味さに、下あごの付け根あたりが痛いような不思議な感覚になった。

 
その時は「こんなうまい物が世の中にあるなんてっ!!」と思ったが。

後でまた食べたら普通の味だった。つまり・・・

 
 空腹は最高の調味料

 

 
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