がん患者とその家族の精神的苦痛をやわらげるには

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がんは身体だけでなく心も蝕んでいきます。

 心身両面に大きなストレスをもたらし、人によっては、とてもつらくて耐え難い状態になってしまう方もおられるでしょう。

 がんの疑いがあったとき、診察や検査、結果や病状の告知、入院・手術など治療の内容、方針・経過、再発・転移など様々な場面でストレスを感じます。また家族や親類にどう話すか、仕事はどうなるのか、治療費や今後の生活費の心配など多くの悩みが出てきます。

 このような状態に置かれれば、患者本人やその家族が心に大きな負担を感じるのも当然のことです。その過度のストレスを抱えているうちに現れる症状があり、その代表的なものが「不安」と「落ち込み」です。

これは普段の生活の中でも感じることもありますが通常は数日から2週間程度で、困難を乗り越えて適応しようとする力が働きだします。しかしそれ以上たってもつらさが回復せず、 ずっと続いたり、眠れないなど日常生活に支障をきたす様であれば、専門医への相談など対策が必要になって行きます。

 「不安」と「落ち込み」の症状

 これらの症状を具体的にいくつかあげた物が下の例です。

 不安の症状

  • 心配事が頭から離れない
  • 怒りっぽいいらいらする
  • 集中できない
  • いつも緊張していてリラックスできない
  • 考えたくないのに嫌なことを考えてしまう
  • 冷や汗がひどい
  • 眠れない
  • そわそわして気持ちが落ち着かない

 落ち込み

  • 何をしても楽しめない
  • 気持ちが落ち込む
  • 集中できないやる気が出ない
  • 眠れない
  • 食欲が出ない
  • 物事が決められない
  • 自分を責めてしまう
  • だるい、疲れやすい
  • 生きるのが面倒になる

 自分に重ね合わせて多くあてはまる、そしてそれが数週間から長期に渡って続いているのならば、かなり高いストレスを感じています。

がんになった本人も、支える家族の方も、この様な気持ちを一人で抱え込むのはとてもつらいことです。

「病気だから仕方がない」「どうすればいいのか分からない」など半ばあきらめたりして我慢し続けたりせず、あなたの周りの信頼できる人や担当医、あるいはお住まいの地域のがん患者会に相談してみましょう。誰かに話を聞いてもらうことで、つらさの軽減に大変役立つでしょう。

 

あなたも私も、お互いに 少しでも荷物を減らして前に進んでいきましょう。

 

参考:がん情報サービス

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